【PaPaも!】パパの育児術(おもちゃ・絵本・おでかけ・離乳食)
- 2018/8/21
『KidsDo MaMaPLUS』で、2018年秋号より新連載「PaPaも! パパに知ってほしい子どものこと、子育てのこと」が始まりました。これは福岡県福祉労働部子育て支援課のご協力により、福岡県が作成した男性の子育て応援ハンドブック「FUKUOKA PAPA BOOK」の内容を取り上げています。
今回のテーマは、おもちゃや絵本、おでかけ、離乳食など、主に赤ちゃんのお世話に関すること。ママは当たり前に知っていることでも、パパは案外知らないことも多いもの。ぜひパパと一緒にご覧ください!
脳の成長
見る、聞く、触る、食べる、においをかぐなどの体験によって神経組織が発達し、脳が大きくなっていきます。
赤ちゃん 400グラム
↓
3歳 1100グラム
↓
成人 1300~1400グラム
おもちゃづくり
身近なものも立派なおもちゃに変身します。
●新聞を丸めたものをコロコロと転がす
●ペットボトルにビーズを入れてしっかりとふたをし、シャカシャカと音を鳴らす
●バスタオルをかぶって怪獣になり追いかける
●お菓子の空き箱を積み重ねる
絵本の読み聞かせ
1歳頃まで
形や色がはっきりした絵本を選びましょう。
1歳を過ぎた頃
親の言うことに耳を傾けたり、真似事をする時期です。好奇心を刺激するような内容の本を親子で一緒に楽しみましょう。
3歳~4歳頃
ストーリーも少しずつ理解できるようになるので、内容で選ぶと良いでしょう。
5~6歳
ストーリーを理解するだけでなく、意味を考えたり、絵本の世界からさまざまなことを想像することも増えてきます。絵本の感想を言い合うことも刺激に。
外におでかけ
1カ月健診まで
外出やお出かけは避けます。1ヶ月健診を過ぎてから、人ごみなどは避けて、近所を散歩するくらいからスタートしましょう。
2ヶ月
近所の公園など、1時間以内で。
3・4ヶ月
少しずつ外出する距離や時間を延ばしていきます。
5・6ヵ月
首がすわってくるので、新幹線や飛行機での遠出も可能に。
歯の成長
生後7~8ヶ月
下の前歯から生え始めます。
2歳半~3歳頃
前歯上下6本、奥歯上下左右2本ずつ、計20本の乳歯が生えそろいます。
6歳頃~
乳歯が徐々に抜け、永久歯が生え始めます。
12~13歳頃
親知らずを除く、すべての歯が生えそろいます。
※乳歯の生え始める時期は、赤ちゃんによってさまざま、個人差があります。
歯の生え始めは、歯ぐきがムズムズする赤ちゃんもいます。機嫌が悪くなったり、夜泣きをすることも。そんな時は歯がためなどを用意して、やわらげてあげるといいでしょう。
離乳食の食べさせ方
生後5~6ヶ月頃から始まる離乳食。赤ちゃんの様子を見ながら進めていきます。飲み込む→舌と上あごでつぶす→歯ぐきでつぶす→歯ぐきでかみつぶす…と徐々に咀嚼機能が発達していきます。赤ちゃんと一緒に食事の時間を楽しみましょう!
「ごっくん期」の食べさせ方
1、離乳食をのせたスプーンをゆっくり口に近づける。
2、赤ちゃんが口を開けてから、下唇の上にスプーンをのせる。
3、赤ちゃんが口を閉じたら、スプーンを抜く。浅いスプーンの方が「ごっくん」の赤ちゃんには飲み込みやすいでしょう。
※口移しはやめましょう。赤ちゃんの口の中に、虫歯菌が移ってしまう場合があります。
こんなところにも気をつけよう!
●ハチミツや黒砂糖…乳児ボツリヌス症を引き起こしてしまうので、満1歳までは食べさせないようにしましょう。その他、生もの、ハムなどの加工品、塩分の多いもの、こんにゃくゼリー、ナッツ類、キャンディ、イカ、タコ、餅、かまぼこなどの噛みきれずに喉につまってしまうもの、カフェインの強いものなど、刺激の強いものは避けましょう。
●睡眠や授乳・ミルクなど、赤ちゃんの生活リズムを崩さないように。
●赤ちゃんに負担がかからないよう、体調が悪い時は無理な外出は避けましょう。
●外出時には体温調節ができるよう、“はおりもの”なども忘れずに。
●外出時にはベビーカーや抱っこひもなど、シーンに合わせて使い分けて。
福岡県 男性の子育て応援ハンドブック 「FUKUOKA PAPA BOOK」 福岡県では、男性の子育て応援事業の一環としてハンドブックを作成。妊娠・出産・子育てに関する基本的な知識や、子育ての楽しさ、父親目線での家事・育児に役立つ情報を掲載しています。 |
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FUKUOKA PAPA BOOK
情報提供/福岡県福祉労働部 子育て支援課