様々な方の「お気に入り絵本」「おすすめ絵本」をご紹介するシリーズ。
第五回目は『心が育つIQ絵本体験講座』を開催されている絵本メンタリング協会のEQ絵本認定講師　秋山朋恵さんに伺いました。

ぜったいに　おしちゃダメ？
ビル・コッター／作
サンクチュアリ出版
この絵本にはたった１つだけルールがあります。それは「このボタンを押しちゃダメ」ということ。でも、不思議なモンスターが「おしたらどうなるんだろう？」「おしちゃおうか？」としつこく誘惑してくる。誘惑に負けてボタンを押すと、モンスターが黄色くなったり、水玉になったり、何匹にも増えたりと大さわぎ！
さあ、絵本をふったり、おなかをこすったりして、モンスターをもとの姿にもどしてあげよう！好奇心をくすぐられて、子どもたちはおなかを抱えて大笑い。なんどもなんども「また読んで！」とせがまれる絵本です。

「おしちゃダメ！」と言われたら余計に押したくなりますよね♪　子どもたちの好奇心を掻き立ててくれる、読み聞かせにもオススメの参加型の絵本です

きょだいな　きょだいな
長谷川　摂子／作
降矢　なな／絵
福音館書店

あったとさ、あったとさ。広い野っぱら、どまんなか、巨大なピアノがあったとさ。子どもが100人やってきて、ピアノの上で鬼ごっこ……。広い野原のまん中に、巨大な電話、巨大なトイレットペーパー、巨大な泡立て器など、巨大なものが出現し、子どもたちがそこで自由に遊びます。電話は地獄につながったり、泡立て器は空に雲を湧きおこしたり、奇想天外な出来事をまきおこします。リズミカルな言葉と元気な絵の楽しい絵本です。

巨大なモノで100人の子どもたちが遊ぶ様子はまるで遊園地のよう。「あったとさ、あったとさ・・」のリズミカルな文章と想像力を掻き立ててくれる絵本の世界観に大人も子どもも引き込まれます。

◎パパ・ママと一緒に♪

どれにしようかな　～わたしのいちばん～
たかてらかよ／作
さこももみ／絵
ひかりのくに
朝ごはん何にしようかな？何飲もうかな？どの服着ようかな？こどもたちはいっぱいの中から選ぶことが大好き。その楽しみを存分に味わえる絵本。指をくるくる迷っちゃおう！

「ど・れ・に・し・よ・う・か・な？」と絵を指さしながら好きなものを選ぶのが楽しい絵本です。ママとパパの好きなものも一緒に選んで教えてあげてくださいね♪

◎トイレトレーニングにも役立つ！

おかあさんのパンツ
山岡ひかる／作
絵本館
「わたしのパンツをおかあさんがはいたら、どうなるかな？」という、ちいさな女の子の微笑ましい想像で展開していく絵本です。
「ポッチリさくらんぼ」は「おおきなりんご」に。「チューチューねずみさん」は「おおきなくまさん」に。では「チョロチョロリとかげくん」は…？
それは見てのお楽しみ！

おかあさんがはくと可愛いパンツの柄が・・こんな柄に変身しちゃうなんて！　ママも思わず「クスッ」と笑ってしまう、お子さんのトイレトレーニングにも役立ちそうな絵本です。

今回教えてくれたのは

一般社団法人　絵本メンタリング協会
EQ絵本認定講師
秋山朋恵さん

なぜ絵本が子育てに良いのか？、ママも子育てが楽しくなる絵本の力って？など、絵本を軸にした子育て法や、子どもの心が育ち、IQが上がる効果的な読み方をわかりやすく教えてくれる秋山さん。その温かい人柄には絵本愛があふれています。

IQが上がる読み方実践！『心が育つIQ絵本講座』
絵本の秘密をお伝えいたします！
～「共感力×IQ」の密接な関係～
IQは6歳頃までに良質の経験を通して、より多くのシナプスを発達させ、脳回路のネットワークを豊富に育てるかどうかで決定すると言われています。
お子様は絵本の読み聞かせを通して、良質で多彩な疑似体験を大量にインプットすることで「考える力・創造する力・解決する力」を育みます。その結果、相手の気持ちを考えることができる力、相手も自分も尊重できる「共感力」を高めていくことができ、自然とIQが上がっていきます。

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