【長崎】平戸松浦家のひな人形
1/10~4/3まで、松浦史料博物館に蓁姫(しんひめ)の雛人形と雛道具が飾られます。
1808年の寛政の改革で有名な老中松平定信の娘蓁姫が、松浦家第35代当主熈(ひろむ)に輿入れの時に持参した、とても歴史的価値の高いひな人形です。
2対の人形(芥子雛)と、梨子地に金の蒔絵で松竹梅が施された化粧道具、文房具、飲食具など、百点にものぼる雛道具は大変豪華で精緻なものです。芥子雛は芥子粒のように小さいという意味の高さ約9センチほどのひな人形で、ぜいたくが禁じられていた当時流行していました。江戸時代には花嫁道具のひとつにひな人形・雛道具があり、大名家などでは実際の花嫁道具と同じミニチュアの雛道具が持参されました。
松浦史料博物館は、平戸藩主松浦家に伝わる名品約3万点を所蔵する博物館です。建物は1893(明治26)年に建てられた松浦家の住居で、県指定有形文化財に指定されています。松浦家千年の歴史を彩る至宝は対外貿易やキリスト教に関係する資料、古文書などに加え、大名の婚礼調度品や雛道具など、たいへん貴重で興味深い歴史資料・美術品が数多く受け継がれています。
開催期間 | 1/10(金)~4/3(金) |
住所 | 長崎県平戸市鏡川町12番地 |
お問い合わせ | 松浦史料博物館 TEL:0950-22-2236 |
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※応募締切り1/31(金)