様々な方の「お気に入り絵本」「おすすめ絵本」をご紹介するシリーズ。
第22回目は福岡市中央区六本松にある『カタヨリ絵本店』の店主、塩川宏樹さんに伺いました。
かいじゅうたちのいるところ
作/モーリス・センダック 訳/じんぐうてるお
冨山房
かいじゅうの国をたずねよう。コルデコット賞を受賞し、世界中の子どもたちをひきつけてやまないセンダックの代表作。子どもの内面のドラマをみごとに描いて、20世紀最高の絵本の一つと言われています。
こたつ
作/麻生 知子
福音館書店
ある家族の暮らしの中心・こたつでのできごとを、定点観測で描いたユニークな絵本です。大みそかの朝、「今日は夜中まで起きている」と宣言して、こうたくんの長い一日がはじまります。宿題せずにごろごろしたり、おせち料理づくりを手伝ったり。年越しそばを食べた後は、初めての夜ふかしを堪能します。真上から、俯瞰(ふかん)で見る独特のスタイルで、こたつのある生活の楽しさと、家族のあたたかさ、新年を迎えるよろこびを描きます。
ろうそくいっぽん
作/市居みか
小峰書店
ろうそくいっぽん火をつけて、よるのみちをいそげいそげ。きょうはだいじなだいじな日……。いっぽんのろうそくからはじまる、心温まるおはなし。リズミカルな文章とほのぼのとしたイラストで描く、読み聞かせにもぴったりの絵本です。
そんな心とろうそく1本持って向かう先は・・・
心もじんわり温まる1冊です。
おへそのあな
作/長谷川義史
BL出版
赤ちゃんは、お母さんのおなかのなか。おへその穴から見えるのは、お兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さん。みんな、赤ちゃんが生まれてくるのを待っています!命の誕生を楽しく描いた絵本です。
親の願いがこの1冊に。
なんでやねん
文/中川ひろたか
原案/鈴木翼
絵/あおきひろえ
読みながら、思わず「なんでやねん!」突っ込みをいれたくなる、ナンセンスな笑いが満載。絵は、ほのぼのとした作風が魅力のあおきひろえ。
【担当編集者からオススメの一言】 朝起きたらちょんまげが生えていたり、 パジャマを脱いだらふんどししてたり…… 思わず「なんでやねん!」と突っ込みをいれたくなる、 爆笑必至のユーモラスな絵本です。 人気絵本作家・中川ひろたかが、これでもかと 面白いネタを繰り広げます。 幼稚園児から小学生まで。
しばらく生活の中で、なんでやねんが飛び交います。笑それがまたかわいいんです。笑うって大切ですね!
今回教えてくれたのは
『カタヨリ絵本店』
店主 塩川宏樹さん
絵本とパンと焼き菓子のお店【カタヨリ絵本店】は「肩を寄り合わせて読み合えるような絵本との出会いを」をコンセプトに2022 年10 月に福岡市中央区六本松にオープンしました。
絵本Live や作家さんを招いたイベントも開催しています。
【施設紹介】
カタヨリ絵本店
住所/福岡市中央区六本松1-4-34
営業日/平日・土日祝:11 時-18 時
店休日/不定休