『ラン活』という言葉ができるほど、ランドセル選びは一大イベント。
6年間使うものだから慎重に選びたいけど・・・
何を基準にするの?みんなはどうやって決めているの?
気になるランドセルのこと、ララちゃんランドセル専門店「RaRachan Rand二日市店」の花田代表にお話を伺いました。
※2020年3月時点の記事です。
ランドセルを選ぶときに~花田代表のことば
ランドセルは、6年間・毎日使うもの。そのことをお子さんも一緒にイメージしながら選ぶことが大切です。日々の保管のしかた、置き方、お子様が活発なのかどうかなど・・・基準は様々。
お子様は『今』の気持ちを優先してしまいますが、保護者の方は先々のことも考えて選んで欲しいと思っているため、中々双方の折り合いがつかないことも。
また、お子様が全く興味を示さなかったり、毎回違うものを選んでしまうということもあったり。なかなか上手くまとまらなかったりもします。
そんな中でも、お子さんの意見をきちんと聞いてあげたいと思うのならば、相談しながら楽しく選ぶ時間にして欲しいと思っています。
保護者の中で正解ありきの話し方をしてしまうと、時にはお子さんをその正解に誘導してしまうようなやり方になってしまうことも・・・。
双方の希望が合わなかったり、中々決まらなかったりする場合は、数ある選択肢をまずは2択にしてあげて、気に入ったもの全てを2択で比べながら一番気に入るものを確認すると、選びやすくなるかもしれません。
見に行くたびに目移りしてしまうときは、下見の度にお子さんが背負った写真を写しておいて、ご自宅で気持ちが落ち着いたときに、一緒にどれが良かったかを見返してみるとお気に入りが見えてくるかもしれません。
最近よく見られるのは、祖父母からのお祝いのプレゼントでランドセルを、という方です。購入の前後に資金だけを提供してもらうということもよく聞きますが、お近くにお住まいでタイミングが合うのであれば、できるだけおじいちゃんおばあちゃんも一緒にお店にお出かけして欲しいですね。
「プレゼントした」「プレゼントしてもらった」とお互いが感じる事が、『大切にする』という気持ちに繋がるのではないかと思っています。
選んでみよう!
人気の色
男の子1位・・・黒
圧倒的に黒が人気のようです。
ララちゃんではオーダーはもちろん、既製品でもサイド部分やステッチの色にブルーを選ぶパターンが人気でした。
女の子1位・・・紫(ラベンダー)・水色
ついで、赤やキャメルが人気でした。
保護者の方にはキャメルなどの落ち着いた色が人気だったということです。
加えて本年度は、紺色やアイボリー(白)なども人気が出ていていたということでした。
ララちゃんランドセルでは、注文のタイミングによっては既製品と変わらない価格でオーダーメイドのランドセルを作ることができるため、ヘリの色やステッチの色の組み合わせでオリジナリティがあるランドセルにする事ができます。
(raraちゃんのサイトでは、PCやスマホでシミュレーションできるページもあります!詳しくはララちゃんランドセル公式サイトでご確認下さい。)
材質
それぞれにメリットデメリットがあるので、優先するポイントを決めると選びやすくなります。
メリット | デメリット |
経年劣化で味が出る リユースできる (財布などに作り変えてくれるお店もある) | 人口皮革に比べて重い 水濡れに弱い (濡れた際手入れに気を遣う) 味ではなく単なる劣化になる |
メリット | デメリット |
手入れが簡単 キズに強い 色が鮮やか 同じ大きさでも本革に比べて軽い | 使用期限がある (ララちゃんならおよそ8年) |
軽い=良い物、(価格が)高い=良い物、と思われがちですが、そういうわけでもなく、たとえば、同じ大きさ材質でどちらかが軽ければ、その分使っている素材が薄かったり少なかったりで耐久性が薄れていたりということもあります。
数字だけで結論を出してしまうのではなく、やはりお店で身につけてみて、お子さんに合うものを見つけたいものです。
お手入れについて
【本革】
革専用のメンテナンスクリームで拭くことが大切です。
【人工皮革】
中性洗剤が使えます。ご自宅で使っている家庭用のものでOKです。心配な場合は薄めて目立たないところでためしてみてから使って下さい。内側も外側も使えます。
ボールペンなど、油性のものは落ちないことが多いです。
いずれにしても、できるだけ早く見つけて汚れを落としてあげましょう。
早く対処すればその分落としやすいです。
破損したときは・・・
本革、人工皮革に限らず多いのは、思わずはさみで切ってしまった、という破損です。また、ララちゃんはサイドのフックが加重がかかると壊れてはずれるようになっています。
これは、フックにかけている体操服袋の紐などが、自転車や自動車に引っかかって引きずられる等の事故を防ぐ為に、ララちゃんランドセルは、あえて30kg以上の加重で壊れるようになっているからなのです。
こういった場合、ララちゃんランドではすぐに店頭に持ち込んでいただければ、修理のご対応を致します。切ってしまった場合等、程度によってはお預かりしての修理になりますが、その場合は翌日から使える代替用のランドセルを修理完了まで貸出いたしますし、サイドフックの修理ならその場ですぐに行います。
代表の花田さんは、1人1人に納得して選んでもらうために、とても丁寧な対応をされている印象でした。
下見にこられるお客様は、筑紫野市以外からも多く、福津市や新宮町からこられる方はもちろん、遠方からだと山口県や鹿児島県からもお店を訪ねてこられるそうです。九州でララちゃんランドセルを実際に手にとって見られるのはココだけということもあって、遠方からでも足を運ばれる方がいるようです。
ランドセル専門店 RaRachan Rand 二日市店
●住 所 筑紫野市二日市北7丁目10-33
●T E L 092-919-6565
●営業時間 10:00~19:00
●定 休 日 毎週火曜日(予告なく変更する事があります。)