「KidsDo MaMaPLUS」2018年冬号では、学研の先生のお仕事をご紹介しています。取材を受けていただいた袖崎先生は、子どもの頃から先生になるのが夢！「やっと夢を叶えることができた」と笑顔です。子どもと関わる楽しさややりがいを感じながら、教え方や進め方など試行錯誤も続ける日々。お仕事の内容や家庭・子育てとの両立の工夫などいろいろ教えていただきました！

教えてくれた人

学研　室見が丘教室　
袖崎慶子さん
小学3年生と年長の男の子のママ

子どもたちの様子もわかるようにと
自宅で学研教室をオープン！

子どもの頃から先生になるのが夢でした。数学の教員免許も取得しましたが、先生の仕事には就かず…。軽い気持ちで学研の先生の話を聞きに行ったのですが、学研教室の教材やサポート体制にとても魅力を感じました。一方で不安もありましたが、主人や子どもたちは応援してくれたので、やってみようと心を決め今年の6月に教室を開設しました。会場を借りることも考えましたが、子どもがまだ小さいので自宅の1室を教室にしました。

自宅1階の和室を教室に。みんな集中してプリントに取り組んでいます。

学研の教材は学習指導要領に基づいているのが魅力。すべてを満遍なく学習でき、国語と算数は同時学習なのでどちらの力もつけられます。苦手な分野は戻って復習もできます。生徒たちの『わかった！』という笑顔が本当にうれしいです。

わからないところは先生に質問。100点になるまでがんばります。

教室は夕方から。
家事は午前中で、上手に両立

教室は週に3回、15時45分～19時までです。まだ指導者になりたてのため、それ以外の時間にも教材研究や教材準備、月に3、4回研修があり、少し大変に感じることもありますが、充実した毎日を送っています。家事・育児と両立するため食材の宅配サービスを利用し、材料だけ切っておいて、教室が終わってから仕上げをして夕食タイム。掃除・洗濯は午前中に終わらせます。

学校や役員の仕事は19時以降に集まりがあったり、土日中心だったりするので両立できますね。主人や近くに住む母のサポートもありがたいです。

教室のある日は毎日バタバタですが、今はやっと夢が叶ったという思い。生徒たちに勉強する楽しさも知ってもらえるよう指導していきたいです。

生徒さんはみんな同じ校区で兄弟姉妹で通っている子も多く、和気あいあいとした雰囲気。年中から小学校6年生まで15名のお子さんたちが通っています（取材時/2018年10月時点）

気になるアレコレ！袖崎先生一問一答

Q1.自宅が教室で大変なことはないですか？
生徒さんが増えてきたので、スペースの確保を考えないといけないですね。
教室をしている間は子どもたちは2階にいるので、生活空間と教室はきっちり分けることができています。

Q2.お子さんの習い事や宿題はどうしていますか？
習い事は上の子はスイミングとテニス、下の子はサッカーとテニスをしています。スイミングはバスがあるので、私が送迎しなくても大丈夫です。テニスは教室のない土曜日に、サッカーは幼稚園の課外なので、教室をしているから習い事ができないということはありません。
学校の宿題をさせるのがいちばん難しいかも…。教室が終わる19時までに終わらせなさいと毎日言っても、終わってないことの繰り返しです（笑）。

Q3.学研の教材について教えてください
プリント教材です。小学生の教材は学習指導要領に基づいた内容なので、授業で習う単元を満遍なく学習することができます。どんどん進む子は先の学年の内容を学習していますし、逆に苦手な分野に戻ってもう一度復習することもできます。

未就学児の場合は文字の違いを認識したり筆圧を強くしたりする訓練から始まり、文字を書く練習をします。文字が読めるようになったら、実際に自分で問題文を読みプリントの問題を自分で考え解いていきます。

宿題1日分は国語・算数各1枚の計2枚。教室では2枚ずつの計4枚します。プリントには解く前の説明がきちんと載っているので、そんなに難しいということはないと思います。生徒たちも「楽しい」と言って取り組んでくれています。

年長さんの算数・国語・英語の教材。花丸をもらえる、先生にほめてもらえる、自分の力でできることが、子どもたちのやる気につながるようです。

Q4.袖崎先生の息抜き方法は？
友だちとランチに行くことと、夜撮りためたテレビドラマを観ることです(笑)

Q5.こんな教室にしたいという夢はありますか？
長く続けて、家族で教室をできたらいいなと思っています。主人はとても協力的で「退職したら俺も手伝う」と言っています(笑)。また今、小学6年生の子が3人通ってくれているんですが、来年の春からは中学生も教えられるよう準備を進めて行きたいと思っています。

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