私のお気に入り絵本~vol.4 子どもの本専門店 エルマー~

様々な方の「お気に入り絵本」「おすすめ絵本」をご紹介するシリーズ。第四回目は春日市にある「子どもの本専門店 エルマー」のスタッフ、大坪あかねさんに伺いました。

もりのおふろ
西村 敏雄/作
福音館書店
「森のおふろにライオンがやってきて、体を洗い始めます。そこへゾウがやってきたので、ライオンはゾウに背中を洗ってもらいます。ワニ、ブタと次々動物がやってきて、最後にやってきたのはウサギ。みんなで輪になり、前の動物の背中を流します。「ごしごししゅっしゅごしごししゅっしゅあぶくぶくぶくごしごししゅっしゅ」。お湯をザブーンとかけ合い、おふろへドボーンと入り、ゆっくりお湯につかって、極楽極楽、いい気持ち!

秋から冬にかけて楽しめる本です。動物達がどんどん繋がって輪になっていくのがとても楽しい本。一緒にお風呂に入りたくなります。

おでかけのまえに
筒井 頼子/作
林 明子/絵
福音館書店
ピクニックにでかける前の、小さい女の子のはずむ心を、ごくあたりまえの家庭を舞台に描きだした、ほのぼのとのびやかな絵本です。

2歳の女の子の等身大の日常を描くお話です。「あるある!」と親もこどもも共感できます。

◎年齢問わず心に響く

ぼく・わたし
高畠 那生/作
絵本館
いろんなぼく、いろんなわたし いろんな気持で過ごしてる。イヤなことも、うれしいことも、苦手なことも、得意なことも、みんなぼく、みんなわたし。
色が元気。 絵筆が弾んでいる。だから、シンプルなことばがこころにすとんと入ってくる。そんなすてきな絵本が誕生しました。

◎ママの心にしみる!

今日~TODAY
伊藤 比呂美/訳
下田 昌克/画
福音館書店
ニュージーランドを中心とする英語圏に、赤ちゃんを育てている母親たちにエールを送る詩が伝わっています。子どもの世話に大わらわで、余裕をなくしているお母さんに、〝いま、かけがえのないこの子をいつくしんでやれているのなら、それで大丈夫だよ〟とやさしく寄りそう詩行は、世界中の養育者を励ましています。その英詩に、ふさわしい日本語訳と絵により、たしかな形が与えられました。すべてのお母さんに贈る、小さな本です。

今回教えてくれたのは

子どもの本専門店 エルマー
大坪 あかねさん(写真左端:一緒に写るのは常連のお客様(中)と代表の前園さん(右))
常連のお客様がママになってお子様を連れて訪ねて来られることも多いエルマーさん。店内で気さくに読み聞かせをしてくれる代表の前園さんの温かい人柄はまるでお母さんのようです。

【施設紹介】
子どもの本専門店 エルマー
住所/春日市春日原東町3-16
電話/092-582-8639

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