
小さくてカラフル、かわいいお菓子「こんぺいとう」。この小さなお菓子には、歴史的にも製造工程にも想像以上に長い時間が隠れているってご存じですか?
大切に食べたくなるひみつ
パクパクと気軽に食べてしまうこんぺいとうですが、あのトゲトゲで独特なフォルムの小さな一粒は、どのような工程でできているのでしょう。
トゲトゲができるまで
小さな粒にトゲトゲ。
この形ができるにはなんと最低でも12日間もかかるのだそうです!
グラニュー糖を原料に、温めながらゆっくりと回転する大きな窯の中でこんぺいとうは少しずつ大きくなります。窯の中でころころと転がるときに、それぞれの粒がくっついたり離れたりしながらトゲトゲができていくのです。
おなじみのあの形、大きさになるまで、だいたい12~14日くらいかかります。
時間をかけて美しい形に
原料がグラニュー糖なので、喫茶店などでもお砂糖の代わりにシュガーポットに入れられていたりすることもあるこんぺいとう。
「長い時間をかけて出来上がる」というところから縁起物として知られていて、皇室の引き出物としても長く愛されているのだとか。
皇室にあやかって、広く一般的にも結婚式の引き出物として用いられているそうです。
実は日本発祥ではない
こんぺいとうは「金平糖」という漢字もあることから、日本のお菓子と思われがちですが、本当は外国のお菓子を模して作ったものって知ってましたか?
元になったのはポルトガルのお菓子「CONFEITO(コンフェイト)」。
その歴史を遡ってみると、最初に食べたのはあの有名な織田信長といわれています。
宣教師ルイス・フロイスが信長に謁見したとき、献上品として納めた品の中に瓶に入ったコンフェイトがあったそうです。
あの小さな粒の中に、長い歴史と、時間をかけて作る工程があったとわかると、なんだかロマンを感じながらひとつひとつ大切にいただきたくなります!
私好みに!こんぺいとうを作ってみる
そんなこんぺいとうを、好きな色に染めて好きなフレーバーをつける体験ができる施設が福岡にあるのです。
それは【こんぺいとうミュージアム福岡】。
真っ白なこんぺいとうに、色と味を選んで2種類のこんぺいとうを作ることができるのです。
- おいしい香りにワクワク
- 天然素材の色素です!
好きなフレーバーと色を2つずつ選んで作ります。
最初に使う色はそのままの色で、2色目は最初の色と混ざり合うことになります。

この窯がゆっくり回転します。
好きな色を選んで、味を決めて、くるくる回転する窯をかき混ぜながら、だんだんと染まってきて、おいしい香りがしてきて・・・。
機械を使って、自分でかき混ぜて、子どもたちにとっても大人にとってもワクワクの要素がたくさん!
温めながら作るので、出来立てのこんぺいとうはほんのり暖かくて少し柔らかいんです!
さらに、完成したこんぺいとうが乾くまでのあいだ、3つのこんぺいとうの試食もさせてもらえました。

左から、ブルーベリー、コーヒー、信長のこんぺいとう。
ブルーベリーのこんぺいとうは果汁を使用。濃厚なブルーベリーの味が甘くてとてもおいしいです。珍しいコーヒー味は、こちらも本物のコーヒーを使用して作っています。甘いこんぺいとうにほろ苦いコーヒーがよく合います。まさに大人の味!
右端の信長のこんぺいとうは、当時のこんぺいとうを再現したものです。昔のこんぺいとう作りでは、塊にするための核が必要だったということ。中心にはアニス(八角)が使われていて、少しスパイシーな後味です。
とても固くてトゲトゲにあたる部分がとがっておらず、ボコボコっとした感じが特徴です。
試食を堪能する間に乾いたこんぺいとう。ラッピングして持ち帰ります。

色はピンクと青を選択。イチゴとサイダーのフレーバーにしました。
こんぺいとうミュージアムには、他にも色とりどりのこんぺいとうがたくさん。作ったものとは別に、店頭でもたくさん買い占めてしまいそうです!

3品買ってしまいました。
小さい粒に長い時間が詰まったこんぺいとうの秘密はいかがでしたか?
こんぺいとうミュージアムでは、もっともっと詳しくこんぺいとうのお話が聞けて、体験もとっても楽しいです。また、シュガーアートやシュガーボトルの教室も開催されていますよ。
皆さんも、お子さまと一緒にここでしかできない体験をしてみませんか?
こんぺいとう王国 こんぺいとうミュージアム福岡
〒815-0031 福岡市南区清水1-16-11クレールライフ高宮1F
TEL 092-554-3001 / FAX 092-554-3007
・直径30㎝の小さな釜で200gの金平糖を作ります。
・1釜¥3,600/1名~3名さまで体験できます。
2才から有料
お子さま(小学生以下)だけの体験はできません。
付添の大人も有料となります。
※その他体験プログラム料金など、詳細はサイトをご参照ください。