聞いてみたい!保護者会役員・母の会・PTAのこと。Part1

子どもを幼稚園や保育園などに預けると、保護者を代表してそれぞれの園の活動をお手伝いする委員や役員がいるところがあります。保育園など、共働きの家庭が多い園などは、そういった制度が元々ないところもあるようですが、小学校ではPTA委員や役員を選出しなければいけないところがほとんどで、そのお仕事のことを考えるのは避けては通れないところ。
どんなお仕事があるのか、自分で勤まるのか、など、わからないことだらけだし、悪いイメージが先行して面倒そうでやりたくないし・・・。
毎年春になるたびに、役員決めでハラハラドキドキ・・・という方もいるのではないでしょうか?
アンケートと座談会で見えたママの本音をレポートします。

幼稚園・保育園、小学校、地域。様々な場所で必要となる保護者の力。


クラスに数人、学年に数人、行事ごとになど、選出方法や人数には違いがありますが、全員がやるわけではないので、KidsDoママの経験者は少なめ。
アンケートの中には、
小学校の委員、地域の委員など、やらなくてはいけない委員が多すぎで幼稚園まで手が回らない。
という意見もありました。
確かに、兄弟姉妹で園と小学校に分かれてしまうと、保護者の担う役割が増えていきます。
さらに、共働きのご家庭ではお仕事のことも考えなくてはいけないし、子どもと一緒に過ごす時間も必要だし・・・。こんな調子では悪いイメージが先行するのもしかたがない気がします。

なくてよかった!とはいえ、あったほうが良かった部分も・・・。

アンケートの中には
うちの園にはそういった制度がないので助かっています。
というご意見もありました。

【本誌ママの本音座談会より】
画像
編集部M 私の園も役員はいないのですが、子どもの卒園を目前にして、先生へのプレゼントや卒園記念品、謝恩会などの話題が出てきて、現在有志で役割分担をして計画しています。保護者会のような決まった役割がないと、決まりや前例がわからず色々迷うことも多いのですが皆さんのところはどうですか?

Yママ まさに私達も同じです!私も卒園を前に慌てているところです。顔見知りのママはみんな第一子のママで初めての卒園なので、他の園の方に聞いてみたり、上のお子さんがいる方に教えていただいたりしながら準備しています。謝恩会の日程から、本人たちだけにするか家族まで呼ぶか、どれぐらいの規模になるか、プレゼントはどんなものがいいか、記念品は何にするかなど、すべてが手探りです。普段から集まりがあるわけではないので、全てのママに連絡がいきわたるかどうかもわからず心配です。

Hママ うちでは役員とは別に謝恩会を計画してくれている係りがいると聞いています。役員の方も含まれているので、会場探しから連絡まで有志のママがやってくれています。

Yママ 入園した時は、役員などがなくて、引き受けたりする心配がなくてよかった!って思いましたが、いざ色々なことを決めないといけないとなると、「保護者会役員」や「母の会」というものの枠組みがあれば、これまでの前例を知る機会があったりして、誰かが慌てて決めないといけないということがなかったのかなぁと思ったりもします。

というように、いざ何かを保護者同士でやらないと!となったとき、誰が取りまとめるのかなど、決めなくてはいけないことや連絡事項が多く戸惑ってしまうことも多いようです。
面倒なイメージのお仕事ですが、それをやってくれる人がいるというのはやっぱり大切な事なのですね。

アンケートの中には、お仕事の都合、係りの仕事に対する不安や下のお子さんがいるからという意見以外にも

・意見をまとめることができるか不安 ・保護者同士の関わりに不安を感じる ・いじめがありそう ・人前が苦手

という意見もありました。

経験者の大多数は『やってよかった』

人により向き不向きがあったり、園が保護者に求める活動量や、一緒に活動する人にも大きく左右されると思われる係りのお仕事ですが、意外にもアンケートに答えてくださった経験者の方の9割程度は 『経験してよかった』 という感想でした。半数以上がくじ引きや、立候補がおらず仕方なくという、どちらかというと引き受けたくはなかったという人だったにも関わらず、この感想になるということは、大変さ以上に得られるものがあるからかもしれません。
アンケートの感想では以下のようなお話がたくさんでした。

・子どもが喜んでくれた ・一般参加できないイベントに特権で参加 ・イベントごとは良い席で観覧 ・先生と仲良くなって相談しやすくなった ・ママ同士のつながりができた ・普段は見られない子どもの様子が見られた

逆に、大変だったという意見としては

・一緒の係りが何もしない人だと苦労する ・負担が多く仕事を持ち帰ってやった ・ワガママな保護者からのクレームがキツい ・各係りの代表や会長は大変そうだった

というものでした。

アンケートをするまでは、「やりたくない」と感じている人が大多数と思っていましたが、ふたを開けてみれば未経験者の中にも「タイミングが合えばやってみてもいい」「今は無理だけど状況が変わったらやりたい」などの、前向きな意見も多く、中には「うちの園では希望者が多くてやりたくてもできません」というかたも!そして、経験者は一様に「何とかなった」「意外と楽しくできた」など達成感を感じる感想でした。
何よりも、子どもたちのためだからこそ頑張れて、その気持ちが同じだからこそ、ママ同士の一体感が生まれて楽しくできると言うことなのかもしれません。
Part2では実際に体験したママのインタビューを紹介します。

この著者の最新の記事

関連記事

おすすめ記事

  1. 2024-3-12

    【福岡県青少年科学館】恐竜ランド開催!【開催中】

    春の特別展開催! 2024年3月2日(土)〜4月7日(日)、久留米市にある福岡県青少年科学館…
  2. 2024-3-7

    【小学生ママ】新学期の準備に役立つライフハック♪【学習道具のお手入れ】

    新しい学年に向けて♪ あっという間に年度末。学校に置いていた学習道具を持ち帰ってくる時期です…
  3. 2024-3-1

    スマホで学ぶ!知育ゲーム 2024年春号

    KidsDoでは毎号親子でちょっとした時間に遊びながら学べる知育ゲームを準備しています。空…
インスタ

電子ブック
友だち追加

プレスリリース

  1. 2018/2/21

    Webサイトを公開しました。
過去の記事
ページ上部へ戻る